いざ、パーティ参加
ホーム >

彼氏の出来た先輩についてきてもらうわけにも行かず、結局、友達を誘うのが恥ずかしかったわたしは、一人で参加することにしたのです。これって、かなり緊張しますし、直前まで逃げたくなるような感じがしました。

ほとんどの人が初対面で、緊張しますが、それなりに数をこなした人って、こういうパーティにも場馴れしてくるみたいです。わたしの隣りに座った女性。わたしよりすこし年上に見えましたが、もう数え切れないくらいのパーティに参加しているのだとか。だから、この人は初めての参加だな、とか、あ、前にも会った人だ、とかが見えてくるみたいです。

当然、初めての参加だとバレバレのわたしは、その女性のお陰で緊張もほぐしてもらえたのです。その場を盛り上げるのも上手で、適度に気を配ってくれる。そこそこ綺麗な人だし、きっといつもモテるんだろうな、って感じがするのですが、場馴れし過ぎている雰囲気がたまにきず?本人も、最近はなんのために参加しているのか分からなくなってきた、なんて言っていました。参加費を支払うんじゃなくて、お給料をもらわなくちゃ、と冗談を言ってまた場を笑わせてみたり。

他の男性と話すのもそれなりに楽しかったのですが、ピンとくる男性まではおらず。なんだか、この女性と話すことがメインみたいになってしまいました。

いつの間にか、その場がたのしくなってしまったわたし。楽しいと感じると、時間ってあっという間に過ぎてしまうんですね。いよいよラストの時間。パーティについてのアンケートの下に、本日の気になる人を書く欄まできて、わたしの手が止まってしまいました。正直言って、それほど印象に残る人もいなかった。ちょっと軽そうに見えますが、男性の中では一番おしゃべりしていた人はちょっと気になりますが、名前を書くほどかどうか・・・。迷っているうちに時間は過ぎ、わたしの用紙は回収されてしまいました。

いよいよ発表のとき。この日のカップルは1組。わたしが名前を書こうかどうしようか迷っていた男性と、あまりおしゃべりはしなかったけれど、顔立ちの綺麗な女性がカップルになったのです。名前を書かなくて良かった、とホッとする気持ちと同時に、気になった人がカップルになってしまうという、ちょっとしたモヤモヤも抱えながら・・・。

そんなわたしの姿、ちゃっかりと見ていた人がいたんですねー。

過去の記事一覧
 
このページの先頭へ
Copyright(C)