先輩の彼氏
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結婚相談所と言えば、なんとなく女性が有利で、引く手あまたっていう気がしていたのですが、そうでもないみたいです。パーティの参加費も男女同額だと言っていたし。

で、先輩の彼氏になった人。実は、最初のパーティの時は、カップルにならなかったのだとか。 もともとは、友達の付き添い(結婚相談所の人に、もちろんそのことは内緒にしていたのですが)で参加したパーティ。そこまで相手を求めていたわけでもなく、それなりに楽しくて、そのうち本当に気になる人がいれば、ラッキーかな?と思う程度だったのだそうです。

3回目のパーティでのこと。その場に彼氏となる人がいたのですが、先輩より7才年上の彼は、最年長としてその場を盛り上げ、話しを聞いていると、男女ともに友達も多いことが伝わってきたというのです。そんな彼に、もちろん女性陣の視線は集まっていたのは言うまでもありません。

ただ、先輩として気になったのが、年齢差と、彼の職業。先輩としての希望は、安定したサラリーマン(出来れば、一部上場企業?)だったのですが、彼の仕事は、トラック運転手。それなりの大学を卒業し、卒業してすぐは、百貨店勤務だったのだとか。それが、自分には合わない、と言って、潔く辞め、そこに出入りしていた運送業者に話しを聞きに行き、そのまま就職することになったそうです。

百貨店勤務であれば、それなりに安定していた、というのに。そこを迷った先輩。

パーティの最後に、いい人がいれば、名前を記入し、そこでお互いの希望が一致すれば、その場でカップル成立となるそうなのですが、その場では、その彼の名前だけでなく、誰の名前も記入せずに紙を提出したそうです。

その気持ちの裏には、きっとモテるだろうし、カップルになれないのであれば、という遠慮した気持ちもあった、と後になって言っていました。

彼が、実は先輩の名前を記入していたのだ、ということを知ったのは、次の面談のときだったそうです。 どうして名前を書かなかったのかなぁ?という後悔も少しありましたが、それも後の祭り。そのときはあっさり諦めたそうです。

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